パックスアーレン株式会社

スタジオ・ピッツォールについて

工房のステンドグラス

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ヨーロッパの伝統に培われた本物のステンドグラスを皆様にお届けするパックスアーレン社は、ミラノ市内の最も有名な工房と イタリア北部のコモ湖畔にある美しいアトリエで皆様のステンドグラスを完全製作します。
サンテ・ピッツォールはミラノ一流のステンドグラス作家でもあり、画家でもあります。ヨーロッパ古典的・伝統的デザインから現代アートにいたるオリジナルデザインは日本の教会でも高く評価されております。特に、聖堂に差し込む採光とのバランスを考えて立体的なイメージを創りあげる優れた技法は、教会装飾としてだけでなく芸術品としても価値のあるものです。
ミラノの聖マリア・デレ・グラツィア大聖堂をはじめ、ヨーロッパの歴史的な大聖堂や公共の建物、著名人の邸宅、そして日本では、田園調布雙葉学園、ホテルグリーンプラザ大阪(西日本最大の本格的ステンドグラス)、日本聖公会聖ルシア教会などに設置されています。

サンテ・ピッツォールの紹介

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サンテ・ピッツォール氏は、1939年ヴェネチア北部のトレヴィーゾで生まれた。彼は幼少時から絵画に強い関心を示し、特に宗教画に特異な才能をひらめかせる。そして彼が16歳の年(1955年)にミラノに出て本格的な絵画と造形美術の勉強に入る。また、ガラス工芸品やステンドグラスの制作研究のために、プレラ・アカデミーで学ぶとともにミラノのカステッロ・フォルツェスコ高等美術学校で研鑽を積む。併せて精神的充足と信仰の面でも長い期間にわたって修行に励む。
現在は、コモ湖畔に理想的なアトリエを持ち、ミラノ市内に大型焼入れ炉を備えた工房を開いている。彼の芸術は、具象と抽象とのバランスが取れ、力強く、曲線や螺旋を駆使し、色を分ける各部分の扱いも巧みである。多色の作品に人物の顔や身体が必要な時も、芸術家として素晴らしい技量を発揮する。サンテ・ピッツォール氏は抽象芸術派、シュールリアリスト、印象派、それに造形美術家の何れのカテゴリーにも分類されない。何故なら、こうした言葉の表現する全てを、彼のステンドグラスは魔術的に統合してしまうからである。彼は人生を謳歌し、豊かな感情表現を楽しむ。それらが仕事に反映し色と光とを融合させ、作品の主題を引き立てるのである。

導入までの流れ